幻冬舎plusの連載「オオカミ少女に気をつけろ!」で、
ドワンゴ検閲事件について引き続き今日も記事を配信したけど、
http://www.gentosha.jp/articles/-/10828
昨日の一回目の記事が配信された時点で、すぐにドワンゴの
担当者からメールで連絡があり、
そして、二回目の今日、直接電話があり、社内での話し合いの
結果を聞きました。
とても納得できない話だったけれども、
ドワンゴだけを糾弾してもどんどん返答できなくなるような
感じだったので、私のほうから少し提案をして、もう一度、
社内で検討してからお返事をいただくことになりました。
別に私は個人的に謝れと言ってるわけではないです。
菓子折りが欲しいわけでも、私的に相手をしてほしいわけでも
ないんですよね。
「ネット企業と表現規制」というテーマのもとで、
正式に取材を申し込んでいるので、取材なら編集者も同行して
ドワンゴへ伺います。
でもね、ドワンゴって偉いなと思ったのは、
ダンマリ企業がほとんどの中、記事をちゃんと読んでくれて
いたことです。感想も聞きました。
国よりもアップルやグーグルの「規制」「ルール」のほうが
はるかに強いネットサービスの世界のなかで、ルールに従う
状態になるネット企業のジレンマはわかります。
だけど、それによる表現規制が、どんな未来と地続きなのか、
せめて、そういうところに無自覚じゃない、近視眼的じゃない、
だからこんな風に対策しているんだという姿勢やビジョンが
示されると、良い印象を持つと思うけどなあ。
大きな企業こそ。
ただのApple忖度企業じゃないぞ、って。
難しいところなんだろうけど。